伝統の技 ~匠の技術を受け継ぐ者たち~

古民家リフォーム 運営会社

古民家組

古民家組による建前の様子をご覧ください

古い木造住宅について十分な知識と技術を備えた大工、一級建築士、屋根診断士等の専門家によるプロフェッショナル集団。各分野の専門家たちによる意見・アドバイスをもとに古民家の問題を解決していきます。

「古い家を残したい」というお客様に対して、きちんとしたアドバイスと、適切な技術をもった企業・大工は限られています。

お客様と仕事のミスマッチを避け、お客様にとって一番いい方法をご提案できるように「古民家組」では以下の3つのことに取り組んでいます。

1.古民家の総合病院

「白アリの被害がひどいと思っていたら、実は水漏れが原因だった・・・」

「屋根から雨漏りしていると思っていたら、窓サッシが原因だった・・・」等々、

古民家の不具合は、目に見える部分だけ修理しても根本的な解決につながらないケースがよくあります。

「古民家組」は、大工、一級建築士、屋根診断技士、第二種電気工事士等、古い木造住宅について高い知識と技術を備えたプロフェッショナル集団です。

各分野の医師(専門家)たちが、古民家を診療科目(屋根、外壁、耐震、内装etc)ごとにそれぞれ診断したうえで、根本的な原因を探り、最終的に家全体がより健康になる治療(リフォーム)方法をご提案できる総合病院を目指しています。

これによって誤った安易な工事の判断を避け、古い木造住宅に必須な耐震補強と、コストに見合ったお客様の満足感を提供できるようにしています。

2.仕事の継承

大工は口コミを頼りにずっと仕事をしてきたため技術力があっても営業力がなく、「お客様がその存在に気づかない=大工の仕事が減る」という悪循環に陥ってきました。

古民家組ではそのような埋もれた大工を発掘し、お客様と大工をつなげていくことも大切な役割のひとつと考えています。

また、これら大工のほとんどは個人請負主であるため、後継者育成や施工品質を安定化が課題となっています。そのため、大工育成に必要な図面や動画の整備にも取り組み、大工の技術力向上にもつなげています。

3.日本の伝統木造建築技術を継承する人材の育成

ハウスメーカーやプレカット工法の拡大によって、技術のいらない“組み立て屋”と呼ばれる大工が増えています。その結果、既存の木造住宅を改修・修理する技術が育たず、古民家を残したい・直したいというニーズに応えられなくなってしまいました。

また、大工を志望する若者も福利厚生の整った工務店が見当たらず、大工になることを諦め大手企業の現場監督の道へ進むため、技術を継承する次世代の大工・職人が育たないという問題もあります。

そこで、古民家組では地元の工業高校から人材を採用するとともに、職業体験やインターンの積極的な受け入れなど、日本伝統の建築技術をもった大工や職人の育成にも取り組んでいます。

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