120%満足なお家
木に囲まれ海を望む
解放感と健やかさ
竹内様が故郷・知多半島を対岸に見ることができる海辺に土地の購入を決めた際、マイホームに求めたのは海が見える木の家ということのほか、『みんなが集まることのできる家』でした。
遠方に住む息子さん、娘さんやお孫さん、そして取材を通して知り合ったこの町の多くの人たちとうちとけた時を過ごせるよう、2階を居住空間にして、広いリビングを設けました。
おかげでいつも開放的な青空や海の風景が、訪れた友人、知人たちにも安らぎのひとときを提供しています。 木材には正倉院のようにヒノキ板を横にして重ねた板倉造り。天井はカラマツ。梁はスギ。床はカバザクラ。和室の床柱はエンジュを使用しました。大工が、それぞれの木の特性を見極め、接合部は手刻みで加工し、釘を1本も使うことなく手作りしたものです。できて11年目になりますが、途中で海からの風雨よけに庇(ひさし)を足すなど住んでみて分かる不具合を順次改善していき、住み心地は増すばかりとご満足いたいだいています。
お客様インタビュー
各地を転々とした新聞記者生活の中で、最後の町となったのが、ここ鈴鹿市。当時、シックハウスは取材テーマの一つ。クロスをいっさい使わない木造建築にこだわる『宮本建築』下浜光行親方の存在を知り、親方の造った家を記事に取り上げる中で、その思いをいろいろ聞かせてもらいました。 取材を通して理解を深めていったのが、自然素材・木の家だけが持つ健やかさ。定年退職後はぜひ木の家で暮らしたいと、信頼する親方に家づくりをお願いしました。
【DATA】
鈴鹿市/竹内宏行様邸 施主年齢:1943年生まれ 構造:鉄骨造2階建て 家族構成:1人暮らし