増築したい理由は十人十色です。
「二世帯同居のために部屋を増やしたい」、「小さくていいのでゆとりスペース分だけ広げたい」・・・など、色々なご要望に応じます。
よくあるご相談・ご質問
Q. 部屋を広げたい。
A. 一部屋を作るほどでもなく、スペースのゆとりを増やす程度の増築も承っています。
下のT様邸の場合、以前、キッチンの出窓部分だった部分を増床して収納を増やしました。
また、家の骨組みを見ながら、ご要望の間取りに変更し、合わせて補強することによって耐久性も高めています。
下のT様邸の場合、以前、キッチンの出窓部分だった部分を増床して収納を増やしました。
また、家の骨組みを見ながら、ご要望の間取りに変更し、合わせて補強することによって耐久性も高めています。
Before
After
Q. 増築の際、建築士を入れるのは何故ですか?
A. 昔ながらの大工による住宅建築は、もともと設計図がなく職人の技量任せでした。それはそれでお客様の手間がかからないメリットがあったのですが、細かい要望がどこまで通じているか出来上がるまで全く分からない…というデメリットもありました。 そこで、お客様と大工の意見の食い違いを避けるため、増築にも建築士に設計してもらい、大工は設計図面をもとに工事を進めていくことが大切だと考えています。
また、10㎡以上の増築工事や、耐震工事も合わせたリフォーム工事の場合は、自治体から認定された建築士が必須となっています。
Q. 増築の問題点はどんなことですか?
A. 古民家を増築する場合、新築と違ってまず建物の一部を解体していくところから始まります。 解体してみると家を支える木材が弱っていたり、深刻なシロアリ被害が見つかったりすることがありますので、その対策も考えなければなりません。 こればかりは壁をめくってみないと分からないので、内容によっては良くするために何事も検証、検討とお客様への相談が必須となってきます。
お客様には追加工事が出てしまい頭の痛い話でもありますが、そこは包み隠さず、ご相談のうえ「10年後に、あの時、あのリフォームをしてよかった」と言っていただける価値のある提案・施工をしております。
また、少しでもお客様の負担がかからない方法を見出し、骨組みを理解している大工だからこそ出来る最善の工事を進められるよう心がけています。